自律神経とは

自律神経とは?

「交感神経」と「副交感神経」

それでは神戸三宮の自律神経専門整体「ひふみ整体」が解説していきましょう!

⾃律神経は、「交感神経」と「副交感神経」の2つに分かれます。

  • 交感神経について、「交感神経は戦闘態勢」つまり仕事などの活動的な時間帯に優位になります。

  • 副交感神経について、副交感神経は休息と⾝体の修復つまり睡眠時などの時間帯に優位になります。

自律神経はシーソーの如く…

ひふみ整体|交感神経と副交感神経|自律神経とは

これらはシーソーの様に⽚⽅が働けばもう⽚⽅が休み、同時に働くことはありません。

しかしこれが逆転し、例えば副交感神経優位であるはずの睡眠時に交感神経が優位になっているとどうなるでしょうか。

本来、睡眠時は副交感神経優位になるのが正常ですが、交感神経が優位になってしまっている場合、寝たいのに⽬が冴えてしまい、睡眠障害(不眠症状)を引き起こします。

これが続くと、次第にストレスとなり他の症状(頭痛やめまい)にも影響を出し始め、ひいては「⾃律神経失調症」へと繋がっていくのです。

 

自律神経が乱れる3つのストレス

現代社会の大敵「ストレス」 
自律神経を乱す原因にはストレスが関与しています。

ストレスは、あなたの普段の日常生活に様々な形で存在し、常に密接したものです。
これらの蓄積によって自律神経の乱れが生じ、病気へと繋がります。

3つに分類されるストレスの真実

最近では、「ストレス社会」と呼ばれることもあるほどメジャーな言葉です。
しかし、ひとえにストレスと言っても様々にあることをご存知でしたか?

精神的ストレス
肉体的ストレス
環境的ストレス

① 精神的ストレス 仕事・学校・家庭環境・人間関係など・・

② 肉体的ストレス 暑さ・寒さ・高低気圧・栄養不足など・・

③ 環境的ストレス 重金属・化学物質・放射線など・・

人間の体は、生きているだけで数え切れないほどのストレスにさらされているのです。

 

自律神経が乱れると・・

交感神経と副交感神経のメリハリがなくなってきます。
例えば)
・暑いときに汗をかけない
・寒いときに体が温まらない
など体温や血圧の調節が不安定になる。

また最近多いのが、常に交感神経が高ぶって緊張状態が続き、副交感神経がしっかりと働かない為、休息モードに切り替えられないので寝つきが悪いパターンです。
この状態が続くと血流自体が悪くなり、高血圧、肩こり、便秘、頭痛などの全身不調につながります。

 

自律神経の乱れによる身体別症状

全身症状倦怠感・疲れやすい・めまい・微熱・ふらつく・体のほてり・食欲不振・寝つきが悪い・すぐ目が覚める・朝起きるのがつらい
精神症状すぐ不安になる・恐怖心におそわれる・イライラしやすい・落ち込みやすい・怒りっぽい・集中力がない・やる気がでない・記憶力の低下・注意力の低下・悲観的になる
頭痛・頭重感
耳鳴り・耳の閉塞感
口の乾き・味覚異常・口内の痛み
目の乾き・疲れ目・なみだ目
のどのどがつまる・異物感・圧迫感・イガイガ感
手の冷え・手のしびれ・手の痛み
足のひえ・足のしびれ・足の痛み・足のふらつき
皮膚乾燥・かゆみ・多汗・汗が出ない・冷や汗
心臓・血管系めまい・立ちくらみ・動悸・胸部圧迫感・のぼせ・全身の冷え・血圧の変動
呼吸器息切れ・息苦しい・つまる・できない・酸欠感
消化器異物感・吐き気・食道のつかえ・腹部膨満感・下腹部の張り・腹鳴・胃の不快感・便秘・下痢
泌尿器インポテンツ・早漏・射精不能・生理不順・かゆみ
筋肉・関節筋肉の痛み・関節の痛み・肩こり・関節の倦怠感・力が入らない

 

痛みや病気に至る過程

自律神経|病気に至るまで|ひふみ整体

 

自律神経失調症になると・・・

自律神経失調症になると・・主な不調や症状について、頭痛・耳鳴り・疲れ目・動悸・息切れ・手足のしびれや痛み・胃の不快感や吐き気・下痢・便秘・肩こり・筋肉の痛み・生理不順・早漏・射精不能・・
などの症状が、単独あるいは複数重なって現われるのが、自律神経失調症なのです。

全身症状としては、めまい・微熱が続く・倦怠感・疲れやすい・ふらふらして力が入らない・全身のほてり・食欲がない・睡眠障害・朝起きるのがつらい、などがみられます。
また、精神症状として、イライラする・怒りっぽくなる・不安感や恐怖心におそわれる・記憶力や集中力の低下・やる気が出ない・すぐに悲しくなって落ち込む、などがあります。

 

自律神経失調症の4つのタイプ

本態性自律神経失調症
子供の頃からの、元々持っている体質に原因があります。自律神経の調節機能が乱れやすい体質のタイプです。体力に自信がない虚弱体質の人や、低血圧の人に多く見られます。病院で検査をしても特に異常が見つかりません。日常生活のストレスもあまり関係しません。
このタイプの人は体質そのものに原因があります。体質を改善するために、食事、睡眠、運動、休息などの生活習慣を見直していくとよいでしよう。
神経症型自律神経失調症
自分の体調の変化に非常に敏感で、少しの精神的ストレスでも体調をくずしてしまいます。感受性が過敏なため、精神状態に左右されやすいタイプです。感情の移り変わりが体に症状として現れます。
このタイプの人は心理的な影響が強いタイプです。
心身症型自律神経失調症
日常生活のストレスが原因です。心と体の両面に症状があらわれます。几帳両で努力家のまじめな性格の人がなりやすいです。
このタイプの人は自律神経失調症の中でもっとも多いタイプです。
抗うつ型自律神経失調症
心身症型自律神経失調症がさらに進行するとこのタイプになります。やる気が起きない、気分がどんより沈んでいる、といった「うつ症状」が見られます。
肉体的にも、頭痛、微熱、だるさ、食欲がない、不眠などの症状があらわれます。身体の症状の陰に精神的なうつも隠れているのですが、病院へ行つても、身体症状を改善するための対症療法しか受けられず、長い間、不快な症状に苦しむ人が多いようです。このタイプの人は几帳面な性格や、完全主義のタイプが陥りやすいです。

自律神経失調症と関係性の深い病気

口腔外科顎関節症・舌痛症・口内異常感症
呼吸器系気管支ぜんそく・過呼吸症候群
循環器系起立失調症候群・起立性調節障害・心臓神経症・不整脈
耳鼻科咽喉頭異常感症・めまい・メニエール病・乗り物酔い
神経系偏頭痛・緊張性頭痛
消化器系神経性下痢・過敏性大腸症候群・神経症嘔吐症・反復性臍疝痛・胆道ジスキネジー
皮膚科発汗異常・円形脱毛症・慢性じんましん
婦人科更年期障害
泌尿器系夜尿症・心因性排尿障害・膀胱神経症

 

自律神経失調症の改善ポイントは…?

様々なストレスにさらされる、我々の体を健康に保つポイント

現代の症状改善のポイントはずばり「ストレス除去」です。

自律神経失調症の改善ポイントは|ひふみ整体

 

自律神経失調症の予防法や改善方法とは?

  • 不規則な生活を改善(体内時計を整える)

健康のためには、生活リズムを整え、体内時計を正しく機能させましょう。

  • ストレッチ

ストレッチを行うと、ストレスの改善に役立ち夜も眠りやすくなるため、ストレスもたまりにくくなります。

  • ウォーキング

通常の通勤時の歩く行為でも意識を変えていくことで、軽い運動として心地よいと思えたりしていくようになります。

  • 深呼吸(息を長く吐いて)

効率的な深呼吸法としては、特に息を吐く際に時間をかけること。

  • 38~40度C程度のぬるめの湯に長くつかる

お風呂で温まったあと、1時間ほどでだんだん体温が下がってきますので、このタイミングで眠りにつくのが理想といえるでしょう!

  • 自分の好きな音楽を聴く

自分の好きな音楽を聴くのは、精神的な負担を緩和する力があります。

  • 笑うこと

笑うことは、「エンドルフィン」という脳内ホルモンの分泌を促進する効果があり、ストレスが鎮められたり、脳が活性化したりすると言われてます。

  • 好きなにおいをかぐ

「好きな香り・良い香り」を嗅ぐと本能に訴えかけるので心身ともに深いところからリラックスし、その結果自律神経を整えることに繋がります。

  • 食生活の見直し

食事をなるべく決まった時間にとることで、体内時計が正常になります。食事は1日3食とるようにしましょう。

  • 自律訓練法

自己暗示によって不安を解消する方法です。副作用も特にないので日頃のストレスを和らげるためにもとても有効です。

  • 瞑想

瞑想の効果は単に“リラックスできること”だけではなく、心身のパフォーマンスを高めることも期待できます。

 

予防法や改善方法 まとめ

自律神経失調症は、原因や症状の程度などが個人によって異なります。
身体的症状がはっきり出ている場合は、早めに自律神経専門「ひふみ整体」へご相談ください。
自律神経失調症の症状を見逃さず、日常から意識して変えていけるところ(気持ち)は、負担なく出来る範囲で取り組んでいきましょう。

早期に適切な治療をすることで心身ともに健康を取り戻すことができます。